むち打ち

むち打ちの症状の特徴として、事故直後に症状が現れにくく数日後に　痛みが出やすいことが挙げられます。

事故に遭うと事故当事者は興奮状態にありアドレナリンが分泌され、　痛みを感じる神経が麻痺していることがあります。

数日後の症状でも交通事故との因果関係が証明される場合があるため、痛みを放っておかず早めに整形外科、病院に行くようにしましょう。

　　寝違えの代表的な症状

• ​痛み（首、肩、腕、腰、膝などの関節）
• 筋肉の張り、コリ（首、背中、肩）
• 動かしずらい（首、肩）
• めまい、目の疲れ、疲労感
• 手足のしびれ、麻痺​

​交通事故の症状はかなり幅広く、全身に症状が現れることがあります。

痛みや張りのほかにもめまい、頭痛などの自覚症状も出やすいため交通事故後の症状に注意して過ごしましょう。

交通事故に遭ってしまうとパニックになってしまい、何をすればいいか戸惑ってしまいやすいです。

ですので日ごろから最悪の場合を想定して運転し、もしも交通事故に遭ってしまった際に素早く行動して二次被害を起こさないようにまた　最小の被害で収まるように準備しておきましょう。

ここでは、交通事故が発生した直後に行う対処を紹介します。

　　　　　1．救護活動と安全確保　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

交通事故が起きたらまずは周辺の安全の確保を行いましょう。けが人がいる場合は救護を行い、救急車や警察へ電話をしましょう。

また交通事故の状態によっては二次被害の恐れや通行の妨げになる場合があります。自身の安全も含め車両は安全な場所へ動かしましょう。

　　　　　　２．相手の情報を確認　

救護活動と安全確保が終わったら、交通事故を起こした双方の情報を控えておきましょう。

• 氏名、住所、連絡先
• 免許証の情報
• 加害者、被害者の加入している自賠責保険、自動車保険の保険会社名、証明書番号
• 勤務先、車の番号（業務中の事故の場合）

相手と直接話しにくい場合は、警察に立ち会ってもらいながら連絡先を交換するといいでしょう。

必ずメモや写真に残して間違いのないようにしておくことが大切です。

上記の情報は、自賠責保険や自賠責保険での治療際に必要になる情報です。

忘れずに聞き出しておきましょう。

　　　　　　３．保険会社へ連絡　

事故が起きた場合、自身の加入している自動車保険会社に事故の報告を行いましょう。

• 証券番号、契約者の氏名、住所、電話番号　など　　
• 交通事故の日時、場所、交通事故の原因や状況、相手の情報など
• 車両の損傷具合、けが人の有無
• 相手、警察との会話

​確認できている情報をできる限り多く伝えることで、保険会社も詳細な状況を把握できます。

ですが、医療機関にかからなければいけないほどのケガを負っている場合はまずは治療に専念して落ちついてから保険会社に連絡しましょう。

　　　　　４．医療機関への受診　

ケガがあった場合は、速やかに医療機関に受診してください。

交通事故直後は大した痛みでなくとも数日後に痛みがきつくなったり、重いケガを見落とし治癒までかなり時間がかかったり後遺症が残ってしまう可能性あがあります。

特に子供や高齢者の方は、痛みや痺れをすぐに訴えられなかったり痛みに気づきにくかったりしやすいため早めに検査を受けるとよいでしょう。

また医療機関への受診が遅れてしまうと、交通事故のケガと認定されず治療費や慰謝料などの賠償を受けれなくなることもあります。